栗山監督、大谷翔平の決勝リリーフ登板に慎重 「ゼロではない」「無理させない」
大谷は決勝でのリリーフ登板に意欲「中継ぎでいく準備はもちろんしたい」
野球日本代表「侍ジャパン」の栗山英樹監督は20日(日本時間21日)、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝・メキシコ戦前に記者会見を行った。大谷翔平投手(エンゼルス)が21日(同22日)の決勝に勝ち進んだ場合、リリーフ登板に意欲を見せていることについて、「ゼロではない。可能性はもちろんゼロではないです」と否定しなかった。
大谷は19日(同20日)の練習後に取材に応じ、「中継ぎでいく準備はもちろんしたいなと思っている」と登板へ意欲を示していた。とはいえ、メジャーでのリリーフ登板は1試合もない。
「ファイターズでは毎日どれくらい出られるのか、どれくらいで止めないといけないのかを確認していた。今日も状態を確認しますけど、ゼロではない。ただ、基本的には預かって無理させてはいけないというのがベースにはある」
エンゼルスでは30日(同31日)のアスレチックス戦で開幕投手を務める予定。いずれにしても慎重にタクトを振るうことになりそうだ。
(Full-Count編集部)