侍J、準決勝メキシコ戦のスタメン発表 大谷は「3番・DH」、二塁には山田哲人を起用

侍ジャパン・山田哲人【写真:Getty Images】
侍ジャパン・山田哲人【写真:Getty Images】

山田は1次R豪州戦以来のスタメン、メキシコは大谷の同僚・サンドバルが先発予定

 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場している野球日本代表「侍ジャパン」は20日(日本時間21日)、ローンデポ・パーク(米フロリダ州マイアミ)でメキシコと準決勝を戦う。スタメンが発表され、大谷翔平投手は「3番・指名打者」で先発出場する。

 大谷は1次ラウンドでは、打者として全4試合に出場し、打率.500(12打数6安打)、1本塁打、8打点。投手としても9日の中国との開幕戦で勝利投手に輝き、プールBのMVPを受賞した。準々決勝のイタリア戦でも投打同時出場。5回途中2失点で今大会2勝目を挙げた。

 メキシコはエンゼルスのチームメートであるパトリック・サンドバル投手が先発する。これまでに大谷は村上、近藤らチームメートにはサンドバル対策の助言。19日(同20日)に再会した際には「『気をつけろよ』『(キャンプ地の)アリゾナに行く準備はできているか』と。お互いに言ってましたけどね」と舌戦を繰り広げていた。

「7番・二塁」でスタメン起用された山田は1次ラウンド豪州戦以来の先発オーダー入り。今大会ではここまで4試合に出場し、10打数2安打の打率.200だが、豊富な国際大会での経験を準決勝のグラウンドで示したいところだ。

 先発は佐々木朗希投手(ロッテ)が務める。今大会は11日の1次ラウンド・チェコ戦(東京ドーム)に先発し、3回2/3を投げ2安打1失点(自責0)で勝利投手になった。栗山英樹監督も「世界中の野球ファンに楽しんでもらいたい」と送り出した右腕が、“米国デビュー”でどんな投球をするのか。

 侍ジャパンのスタメンは以下の通り。

【侍ジャパン】
1(中)ラーズ・ヌートバー
2(右)近藤健介
3(DH)大谷翔平
4(左)吉田正尚
5(三)村上宗隆
6(一)岡本和真
7(二)山田哲人
8(遊)源田壮亮
9(捕)中村悠平
投手 佐々木朗希

(Full-Count編集部)

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