大谷翔平、右中間二塁打で雄叫び 逆転へ望みつなぐ気迫の打撃、塁上でチーム鼓舞
準決勝・メキシコ戦に「3番・指名打者」で先発出場
野球日本代表「侍ジャパン」の大谷翔平投手(エンゼルス)は20日(日本時間21日)、第5回ワールド・ベースボール・クラシックの準決勝・メキシコ戦に「3番・指名打者」で先発出場した。6回の左前打で6試合連続安打。9回には右中間二塁打を放ち、4試合ぶりのマルチ安打をマークした。
1点を追う9回。右腕ガジェゴスの初球を右中間へ打ち返した。自らヘルメットを脱ぎ捨てて激走。二塁ベースに到達すると、塁上で雄叫びを挙げた。さらに両手をあげてチームを鼓舞した。
同僚サンドバルと対戦した初回2死はスライダーに見逃し三振。4回1死一塁は中飛に倒れた。3点を追う6回先頭で結果を出した。右腕ウルキディの内角フォーシームを左前へ落とした。一塁ベース上では両手をあげてチームを鼓舞。ペッパーミルのパフォマンスも見せた。
準々決勝のイタリア戦までチームトップの打率.438(16打数7安打)、1本塁打、8打点をマーク。メキシコとの準決勝へ向け、「計算通りいけば間違いなく勝てる試合かなと思います」と自信を見せていた。逆転なるか。
(Full-Count編集部)