侍ジャパン“記録ずくめ”の世界一 圧倒的な投手陣が快挙、苦しんだ村上にも称号
村上宗隆の一発は大会最速の約185キロ、侍投手陣は計80三振を奪った
第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝が21日(日本時間22日)に行われ、野球日本代表「侍ジャパン」が米国を破り、2009年第2回大会以来の優勝を飾った。1次ラウンドから決勝戦まで、“7戦全勝”で頂点に駆け上がった侍戦士たち。記録ずくめの大会でもあった。
村上宗隆内野手(ヤクルト)が米国戦で放った特大弾は打球速度115.1マイル(約185.2キロ)、飛距離432フィート(約131.6メートル)。「MLB Stats&Info」によると、今大会の打球速度最速の本塁打だった。
また、侍投手陣は7試合で計80奪三振。MLB公式のサラ・ラングス記者によると、2009年に日本投手陣が記録した75を抜いて1大会では最多だった。
MLB広報は公式ツイッターで、今大会は28の国と地域で約5000枚のクレデンシャル(取材証)が発行されたと明かした。決勝戦は2000人以上のメディアが取材したという。6年ぶり開催で大きな盛り上がりを見せたWBC。2026年に行われる第6回大会はどんな規模で実施されるだろうか。
(Full-Count編集部)