“捕手ボーク”で試合終了に全員ポカン… 珍事に賛否噴出「正しいけど馬鹿げたルール」
捕手がマスクでボールに触れ、反則により三塁走者に進塁権が与えられた
想定外の決着に、ファンから賛否の声が噴出している。捕手がマスクでボールに触れ、捕手の反則により走者に進塁権が与えられる“珍事”は「クレイジー。だけと正しい判断だ」「正しいコールだけど馬鹿げたルールだ」「ひどいルール。ひどい判定」などの声が上がっている。
28日にコネチカット州で行われたセント・ジョーンズ大学vsフェアフィールド大学の一戦。4-4の延長11回1死三塁、ワンバウンドしそうな球を体を張って止めたフェアフィールド大学の捕手は、前にこぼしたボールに脱いだマスクで触れた。ルール違反により三塁走者が生還、これが決勝点となった。捕手は両手を広げて“WHY”状態。投手も野手も打者もポカンと一瞬フリーズしている。
米メディア「ジョムボーイ・メディア」公式ツイッターが「11回に審判がキャッチャーにボークの宣告で、勝ち越ち点が入った」として映像を公開。「100%正しいコール」「マスクでボールに触っちゃダメだ」「ルールはルール」と賛同する一方で「醜いルールだ」「審判は家に帰りたかったんだよ」「野球になにが起こっているんだ」「意味が分からん」などの意見もあった。
公認野球規則5.06(b)(3)(E)によると、「野手が帽子、マスク、その他着衣の一部を本来つけている個所から離して、投球に故意に触れさせた場合。この際はボールインプレイで、ボールに触れたときの走者の位置を基準に塁が与えられる」とされている。