オリ山下舜平大、“史上初”開幕投手デビュー決定 高卒3年目が1軍初登板で大役

オリックス・山下舜平大【写真:荒川祐史】
オリックス・山下舜平大【写真:荒川祐史】

31日西武戦に先発…新人、外国人除いた開幕投手での1軍初登板は初めて

 オリックスは30日、31日の西武との開幕戦(ベルーナドーム)の先発投手として3年目の山下舜平大投手を予告した。山下はプロ初登板となる。2年目以降の投手が開幕投手としてデビューするのは、1950年の2リーグ分裂以降初めて。

 山下は2021年にドラフト1位で福岡大大濠高から入団。昨年は2軍戦8試合の登板にとどまったものの、ポストシーズンでは1軍に帯同していた。今春のオープン戦では4試合に登板して2勝、防御率2.35。15回1/3を投げて23個の三振を奪っていた。

 オリックスの投手が開幕投手としてプロデビューするのは、1954年に新人だった梶本隆夫投手(阪急)以来69年ぶり。ルーキーの開幕投手抜てきは過去14例あり、近年では1984年の高野光(ヤクルト)、2013年の則本昂大(楽天)、2022年の北山亘基(日本ハム)の例があるものの、2年目以降の投手が開幕投手としてデビューした例はなかった。

(Full-Count編集部)

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