「エスコンフィールド」1号は楽天・伊藤 ブルペン飛び込む豪快弾、場内ざわつく
昨季0本塁打の伏兵が…均衡破る豪快弾、
■日本ハム ー 楽天(30日・エスコンフィールド)
日本ハムが今季から本拠地とする「エスコンフィールド北海道」で、楽天の伊藤裕季也内野手が1号本塁打を放った。両軍無得点で迎えた5回1死無走者、日本ハム先発の加藤貴之の初球を左翼へ引っ張り、打球はこの球場の大きな特徴でもある、スタンドから見えるブルペンに飛び込んだ。
30日に行われた開幕戦に伊藤は「8番・三塁」で先発。外角への138キロの直球を豪快に引っ張った。新球場1号を相手チームの選手に奪われた格好となり、場内はざわついた。
昨季はDeNA、楽天の2球団で1本も本塁打がなかった。昨季まで通算4本塁打という伏兵が、球場の歴史に名を刻んだ。