ヌートバー、開幕戦でいきなり左前打 WBC世界一の勢い持続…本拠地熱狂
ブルージェイズ戦に「2番・左翼」で先発出場した
■カージナルス ー Bジェイズ(日本時間31日・セントルイス)
カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手が30日(日本時間31日)、本拠地で行われたブルージェイズとの開幕戦に「2番・左翼」で先発出場した。野球日本代表「侍ジャパン」での世界一の勢いそのままに、6回の第4打席に左前打を放って本拠地を沸かせた。
四球、二ゴロ、一ゴロで迎えた、6回2死一塁の第4打席。外角低めのスライダーにバットを合わせると、打球は三遊間を抜けて今季初安打となった。続くゴールドシュミットの右前打で一気に三塁を陥れる好走塁も見せた。
2021年にメジャー初昇格したヌートバーは昨季、108試合に出場して打率.228、14本塁打、40打点。日本人の母を持ち、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では全7試合でリードオフマンを務めて打率.269、守備でもガッツあふれるプレーで全勝世界一に貢献した。その人柄も愛され、一気にファンの心を掴み、自身初の開幕スタメンも手にしていた。
カージナルスは元巨人で、WBCに米国代表で出場したマイルズ・マイコラス投手が自身2度目の開幕投手を務めたが、3回1/3を投げ10安打5失点で降板した。
(Full-Count編集部)