藤浪晋太郎を「打つことは簡単ではなかった」 攻略のエ軍野手もスプリットに驚愕

エンゼルス戦に先発登板したアスレチックス・藤浪晋太郎【写真:Getty Images】
エンゼルス戦に先発登板したアスレチックス・藤浪晋太郎【写真:Getty Images】

「6番・一塁」で出場したラムは3回1死満塁から2点適時打

■エンゼルス 13ー1 アスレチックス(日本時間2日・オークランド)

 アスレチックスの藤浪晋太郎投手が1日(日本時間2日)、本拠地で行われたエンゼルス戦でメジャー初登板し、2回1/3、55球を投げて5安打8失点、3四球4奪三振で黒星を喫した。3回1死満塁から2点適時打を放ったジェイク・ラム内野手が試合後、エンゼルスの地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」のインタビューに応じ「93マイルから94マイル(約149.7キロ~約151.3キロ)のスプリットも素晴らしかったから、打つことは簡単ではなかった。チームとして、2巡目に入って打席での内容が良くなった」とうなずいた。

「6番・一塁」で出場したラムは、2回2死の初対戦では藤浪のスプリットにバットが空を切り「えげつないスプリットで三振を奪われた」と驚愕。3回の第2打席は直球を捉え「走者が塁に出ていたらスプリットを投げないだろうと思い、高めの球を狙った」と振り返った。

 チームとしても、2回までは1人の走者も出せずに4三振を喫していたが、3回に打者14人の猛攻で一挙11得点を奪った。「素晴らしい気分だ。ビッグイニングだった」と大勝での今季初白星を喜んだ。

 また3回に大谷翔平投手が放った左翼フェンス直撃の二塁打について「私があのスイングをしたら、内野を僅かに超えるような打球しか打てないだろう。どれくらい強い打球を打ったかわからないけれど、彼に感心させられっぱなしだ。彼は素晴らしいチームメートだ」と感嘆の表情だった。

(Full-Count編集部)

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