開幕4戦で27失点…いきなりつまずいたDeNA 滑り出しから先発陣が“崩壊”した背景

DeNA・三浦大輔監督【写真:荒川祐史】
DeNA・三浦大輔監督【写真:荒川祐史】

浜口は立ち上がり快調も「急に別人のようになった」

■巨人 9ー0 DeNA(4日・横浜)

 開幕4連敗を喫したDeNA。総失点はリーグ断然ワーストの27に及び、リーグ最少2失点で4連勝のヤクルトとは好対照で、2番目に多い阪神の14失点と比べても大差がある(4日現在)。対戦相手が違うので、必ずしもこの数字が投手陣の力量の差を表しているとは言えないが、それぞれの事情で開幕1軍ローテに加われなかった面々が合流するまで、持ちこたえられるだろうか。

 4日に横浜スタジアムで行われた巨人との本拠地開幕戦に先発した浜口遥大投手は、初回と2回を3人ずつで片づけ、快調に滑り出した。ところが3回1死から、開幕以降ノーヒットだった8番の新外国人ルイス・ブリンソン外野手に、真ん中に入ったフォークをバックスクリーンへ先制ソロされ、一気に様相が変わった。

 4回には2安打1四球で2死満塁のピンチを背負い、再びブリンソンにチェンジアップを拾われ、2点二塁打を浴びる。5回にも1死二塁で丸佳浩外野手に144キロの内角速球を詰まりながら中前へ運ばれ、追加点を許した。

 結局、5回7安打4失点で敗戦投手。三浦大輔監督は「立ち上がりは非常に素晴らしく、低めに集めながらストレート中心で押していたのに、ホームランを打たれ、2巡目に入った頃から、急に慎重になり出したのか、別人のようになった。もったいなかったですね」と評した。

侍戦士・今永は「状態を見てから。2軍戦登坂も予定している」

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