中日今季初サヨナラ勝ち 5点差追いつき延長10回劇的勝利 ロッテ渡邉、初勝利逃げる
2点ビハインドの9回に、今季初打席の武山が同点の2点適時打
■中日 9-8 ロッテ(7日・ナゴヤドーム)
中日が今季初のサヨナラ勝ちで、連敗を止めた。7日、本拠地ナゴヤドームで行われたロッテ戦。2点ビハインドの9回に武山が今季初打席で初安打となる同点の2点適時二塁打を放つと、延長10回に相手のエラーで決勝点をあげた。
先発・吉見が2回までに6点を失い、ワンサイドゲームとされていた中日。だが、3回から5イニング連続で1点ずつを奪ってジリジリと詰め寄ると、9回2死一、三塁で今季初打席に立った武山が起死回生の中越え2点適時打。試合を振り出しに戻した。
延長10回、先頭の京田が右前安打で出塁すると、ビシエドの申告敬遠で2死一、二塁に。ここで平田が放った打球は三遊間のゴロ。これをキャッチした藤岡裕の二塁封殺を狙った送球が悪送球に。一気に京田が本塁へと突入し、サヨナラのホームに頭から飛び込んだ。
ロッテはドラフト5位の渡邉が先発。5回4失点で勝利投手の権利を持って降板したが、リリーフ陣が崩れてまたも初勝利ならず。守護神の内が9回に同点を許すと、延長10回に阿部がサヨナラを許した。
(Full-Count編集部)