強風切り裂く剛球は「プロが前に飛ばせない」 一瞬でミット到達…佐々木朗希は「ゲームの世界」
WBCに続く好投にファン「今シーズン終わったらメジャー行くべき」
ロッテの佐々木朗希投手が6日、ZOZOマリンスタジアムで行われた日本ハム戦で今季初登板初先発し、今季初勝利をマークした。6回1安打無失点で最速は164キロ、11三振を奪う好投を披露した。5回無死からは日本ハム清宮を直球、直球、フォークで3球連続空振りを奪い、三振に仕留めた。その光景にファンからは「こりゃ打てんわ」「ゲームの世界」との声が集まった。
マリンの風も切り裂く直球だった。清宮への初球は内角高めへ156キロ。2球目を真ん中高め158キロでカウントを追い込むと、最後は内角低めに145キロフォークを投じ、タイミングを完全に外した。3球での勝負に、三振を喫した清宮もうつむき気味だった。
佐々木朗の剛球を「DAZN」公式ツイッターが公開すると、ファンは「打てるはずがない」「6回終わって外野に飛んだの1回だけ…」と衝撃を受けた様子だった。また、第5回ワールド・ベースボール・クラシックで世界を相手に躍動しただけに「今シーズン終わったらメジャー行くべきだよ」「世界で戦えるのに早いうちから挑戦しないのはもったいない」などの声もあがっていた。