オリ山下舜平大がプロ初勝利 5回10K“無双投球”披露…開幕投手を務めた20歳
救援陣の奮闘もあり、プロ初白星
■オリックス 6ー0 楽天(11日・楽天モバイルパーク)
オリックスの山下舜平大投手が11日に行われた敵地・楽天戦に先発し、5回2安打無失点の好投でプロ初勝利をマークした。今季開幕投手を務めた20歳右腕は、10三振を奪う快投を披露。救援陣の奮闘も光り、チームは6-0で勝利した。
山下は福岡大大濠高から2020年ドラフト1位でオリックスに入団。高卒3年目の20歳右腕が、寒空の敵地で躍動した。初回1死から小深田に右二塁打を浴びるも後続を断った。その後も無失点投球を続け、球数93球で降板。150キロを超える直球を軸に大きく曲がるカーブ、落差のあるフォークを組み合わせて奮闘。プロ2度目の先発マウンドで結果を残してみせた。
山下はプロ初登板初先発した3月31日の敵地・西武戦は5回1/3を投げて4安打1失点。20歳で開幕投手を任され、最速157キロを計測し、7三振を奪う投球を披露していた。