丁寧に投げても「肩えぐい」　最深部からの“反転スロー”は「本物のメジャー」

オリックスのゴンザレスは2打席連発だけでなく守備でも勝利に貢献

■オリックス 6ー0 楽天（11日・楽天モバイルパーク）

　オリックスの新外国人マーウィン・ゴンザレス内野手の“メジャー級美守”が注目を集めている。二遊間に抜けようかという当たりに対して華麗に追いつくと、体は流されながらも強い体幹と強肩を生かして一塁へ完璧な高さのドンピシャ送球。「まじで球際強い」「肩めっちゃ強いし正確」「これは本物のメジャーリーガー」と話題だ。

　11日に楽天モバイルパークで行われた楽天戦に「2番・遊撃」で出場したゴンザレスは、2打席連発を放つなどメジャー通算107発の真価を発揮した。しかし凄かったのは打撃だけではない。守備でもクールにスーパープレーを連発。特に6回無死から浅村の中前打かという打球を横に流れながら捌いた守備は絶賛されている。また三遊間深い当たりを逆シングルで掴み、すかさず一塁にノーバウンド送球する爆肩ぶりも見せた。

　2017年にはワールドシリーズ制覇に貢献した助っ人の美守を「パーソル パ・リーグTV」が映像で公開。ファンからは「センター前かー、と思って見てたらタイミング余裕でアウトにするとは」「やっぱりメジャーリーガーって凄いわ」「どんな体勢からでも丁寧な送球ができる」「メジャーを10年以上、この守備で生き抜いた実力をしっかり発揮していて嬉しい」「ちゃんと捕球して丁寧に投げてる。まあ肩はえぐいけどね」と絶賛のコメントが相次いだ。