大谷翔平の“魔球”は「すごくきれい」 打者お手上げの仰天軌道は「当たらんよ」
落差あるカーブにファン驚愕「球速差と動きが、フェアじゃない」
■エンゼルス 2ー0 ナショナルズ(日本時間12日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、本拠地・ナショナルズ戦に「3番・投手」で投打同時出場し、今季2勝目を挙げた。今季最長の7回無失点と好投し、試合中に投じた“魔球”の軌道にファンは「永遠に見てられる」「いと美しき…カーブボール」「虹を楽しんで」「すごくきれい」と酔いしれている様子だった。
大谷は打者の肩口から膝下まで落ちるカーブを交えた投球で、ナショナルズ打撃陣を翻弄。6回1死、カウント0-2からキーバート・ルイーズ捕手に投じた1球は、驚きの落差についていこうとする打者がなす術もなく、空振りを喫している。
この様子を「ピッチング・ニンジャ」として知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が自身のツイッターで動画で公開すると、ファンは「曲がり方がエグい……」「翔平ドロップ当たらんよ」と独特の軌道を絶賛した。また、直前の1球が97.7マイル(約158キロ)だったため「球速差と動きが、フェアじゃない」と、75マイル(約121キロ)のカーブとの緩急差がおよそ37キロという1球に衝撃を受けていた。