野手ぼう然の“時間差”けん制が「何やってんの」　笑いかみ殺す投手「もう可愛い」

スローボールや追いロジンで有名な伊藤大海の“新技”は

■ソフトバンク 5ー2 日本ハム（12日・PayPayドーム）

　日本ハムの伊藤大海投手が披露した“トリック”けん制にファンの驚きが集まっている。受けた野手も、走者の柳田悠岐外野手も一瞬動きが止まるほど“独創的”すぎるプレーにファンから「にやけちゃってるのがもう可愛い」「ギータを弄んでるやん」「ちょっと何やってんのかわかんない」とコメントが並んだ。

　12日に敵地で行われたソフトバンク戦でのこと。初回2死一塁の場面で伊藤は、打席の栗原が構える前に一度、急に一塁へ下手から投げるふりをした。そのあと改めて振りかぶって、けん制球を送った。一塁を守る万波中正外野手はあっけにとられた様子でボールを受け、走者にタッチ。頭から戻った柳田も不思議そうだ。

　この模様を「パーソル パ・リーグTV」が公式YouTubeに公開した。伊藤はボールが戻ってくると、笑いをかみ殺すのに精一杯といった表情だ。ファンからは「あざとい」「みんなかわいい」「万波が1番びっくりしてる」という言葉が。さらに「これ引っかかって塁離れる人いそう」と、有用性を指摘する声もあった。