山本由伸は「265億円を手にする能力」 米FAランキングで4位に「大ニュースとなる」
「トレード・ルーマーズ」が今オフのFAランキングを公開
オリックス・山本由伸投手が、米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」による今オフのFAランキングで4位に名を連ねた。大谷翔平投手(エンゼルス)や、昨季20勝を挙げたフリオ・ウリアス投手(ドジャース)らが挙げられる中で、堂々のランクインだ。
昨季15勝(5敗)を挙げ、2年連続の沢村賞に輝いた活躍は海を越えて話題だ。今年2月には米ニューヨーク・ポスト紙が、山本のメジャー志向を伝えるなど、存在感は高まっている。
同サイトのティム・ディークス記者は「(ポスティングでの譲渡金を含めなくても)2億ドル(約265億円)に達する契約を手にする能力は確かに持っている」と述べている。昨オフにオリックスからレッドソックスに移籍した吉田正尚外野手の契約が5年総額9000万ドル(約119億円)+ポスティング譲渡金1540万ドル(約20億円)だったことと比較しても、その評価の高さが分かる。
同ランキングでは1位が大谷、2位がウリアス、3位がアーロン・ノラ(フィリーズ)、5位がマット・チャップマン(ブルージェイズ)となっている。何といっても、今オフは大谷の動向に大きな注目が集まる。同記者は「今オフはオオタニという大きな存在が現れるが、ヤマモトがポスティングされるとなれば、それ自体が大きなニュースとなるだろう」と予想した。
(Full-Count編集部)