衝撃打球に「セイヤサン、オカエリナサイ」 鈴木誠也の“即1号”に実況は日本語祝福
目の覚めるような衝撃アーチ…誠也らしい弾道「かなり奥の席まで」
■カブス 8ー2 ドジャース(日本時間15日・ロサンゼルス)
カブスの鈴木誠也外野手は14日(日本時間15日)、メジャー復帰戦となった敵地でのドジャース戦で、いきなり今季1号ソロを放った。カブスの地元放送局「マーキースポーツ・ネットワーク」の実況ジョン・シアンビ氏は「セイヤサン、オカエリナサイ。多分これで合ってると思いますが」と日本語で祝福。目の覚めるような弾道に歓喜した。
打った瞬間の、鈴木らしい放物線だった。2月に左脇腹を痛めて出遅れ、自身にとってこの日が今季メジャー初戦。「4番・右翼」でスタメン出場し、第3打席まで快音がなかったが、8回無死の第4打席に高めの速球を捉えた。左翼スタンドに着弾したアーチは飛距離406フィート(約124メートル)だった。
チームにとっては朗報この上ない主砲の一発に、実況のシアンビ氏は「スズキ、レフトへ高く打ち上げた、かなり奥の席まで。おかえりなさい、セイヤ」と興奮。安堵の笑顔を見せる鈴木に対し「レフトスタンドへ高く上がるHR。満面の笑みです」と伝えた。2週間遅れとなった鈴木のメジャー2年目。衝撃的なスタートから、上昇気流に乗っていく。
(Full-Count編集部)