鈴木誠也、復帰即アーチも「たかが1本」 祝砲も凡退を反省「スタートしたのは良かった」

豪快な今季1号アーチを放ったカブス・鈴木誠也(左)【写真:ロイター】
豪快な今季1号アーチを放ったカブス・鈴木誠也(左)【写真:ロイター】

自身の復帰を祝うアーチも「反省の方が多い」と前を向く

■カブス 8ー2 ドジャース(日本時間15日・ロサンゼルス)

 カブスの鈴木誠也外野手が14日(日本時間15日)、敵地・ドジャース戦に「4番・右翼」でスタメン出場し、8回に豪快な今季1号アーチを放った。左脇腹痛で10日間の負傷者リスト(IL)入りしており、この日にメジャー復帰。祝砲にも試合後は「まだまだ、たかが1本。嬉しいのは嬉しいんですけど、反省するところはたくさんある」と表情を引き締めた。

 豪快な一振りだった。8回先頭のハップがソロを放った直後の第4打席。高めの速球を振り抜くと、左翼スタンドに着弾。飛距離406フィート(約124メートル)の衝撃弾にも、悠然とダイヤモンドを周り、ベンチに戻るとナインから祝福を受けた。

 本塁打の感触は「よく覚えてないですね、あまり」としみじみと振り返った。この日は5打数1安打1打点とあり「(凡退の打席が)あまり良くなかった。反省の方が多い。明日は良い打席を送れるように、しっかりやっていきたい。今日とりあえずスタートしたというのはよかった」と目線を先にやった。

 鈴木は2月下旬に左脇腹を痛めて3月に行われた第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の出場を辞退した。今季は負傷者リスト(IL)で開幕を迎え、8日(同9日)から傘下3Aアイオワの一員として試合に復帰。12日(同13日)のオマハ戦では“今季1号”を放つなど4打数2安打1打点。マイナーでは4試合出場し、打率.308(13打数4安打)、1本塁打、2打点を記録して、メジャーの舞台に戻ってきた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY