カブス大勝に導いた“誠也効果” 見抜いた元MVP…試合前から予言「活性化する」

ドジャース戦で今季1号を放ったカブス・鈴木誠也【写真:Getty Images】
ドジャース戦で今季1号を放ったカブス・鈴木誠也【写真:Getty Images】

鈴木誠也は脇腹痛からの復帰初戦で大アーチ

 カブスの鈴木誠也外野手が14日(日本時間15日)、敵地で行われたドジャース戦で脇腹の故障から復帰し「4番・右翼」で先発。さっそく今季1号を放った。これには米国でも賛辞が巻き起こった。チームメートで、ドジャース時代の2019年にナ・リーグMVPを獲得しているコーディ・ベリンジャー外野手は試合前から、何かをやる“匂い”を感じていたようだ。

 MLB公式サイトのカブス番、ジョーダン・バスティアン記者が自身のツイッターで伝えたもの。ベリンジャーは試合前のインタビューで「彼の名前をスタメン表に見ることができてクールだった。彼が打線に加わることによって、打線が大きく活性化した」と話していたのだという。

 またバスティアン記者は、MLB公式サイトでも「スズキの復帰でチームにパワーが加わり、ロサンゼルスで5発を放つ」と言う記事で鈴木の働きを絶賛。その中でイアン・ハップ外野手が鈴木の復帰について「全員の打順を1つ下げることができるから、層が厚くなる。彼の打撃はいつも素晴らしくて、継続することができる。(復帰)初戦の今晩ホームランを打てたのは本当に素晴らしい。そして、私たちにとっても本当に大きい」と語っている。

カブスのコディ・ベリンジャー【写真:ロイター】
カブスのコディ・ベリンジャー【写真:ロイター】

 さらにデビッド・ロス監督は「セイヤが復帰してくれてうれしい。7番打者を8番に置くように、全員の打順を下げることができた。9番に置いたヤン・ゴームズが大きな活躍をしてくれた。打線に厚みがでた。そして、セイヤのホームラン。いい気分に決まっている」と“誠也効果”にご満悦だったようだ。

(Full-Count編集部)

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