西武・隅田、球団ワースト12連敗で止めた 6回1失点で389日ぶりプロ2勝目に安堵の笑顔

ソフトバンク戦で勝利を挙げた西武・隅田知一郎【写真:矢口亨】
ソフトバンク戦で勝利を挙げた西武・隅田知一郎【写真:矢口亨】

西武は10勝1番乗り、隅田はプロ初登板初先発初勝利を飾った昨年3月26日以来の白星

■西武 3ー2 ソフトバンク(19日・バンテリンドーム)

 西武の隅田知一郎投手が19日、本拠地ベルーナドームでのソフトバンク戦で6回1失点と好投し、389日ぶりとなるプロ2勝目をマークした。昨季途中から球団ワースト記録を更新する12連敗と白星から遠ざかっていた左腕は首位ソフトバンクの打線を5安打に抑え、プロ初登板初先発初勝利を飾った昨年3月26日のオリックス戦以来となる白星を手にした。西武は両リーグ通じて10勝1番乗りとなり、首位ソフトバンクとゲーム差なしで並んだ。

 初回、柳田の安打と栗原の四球で招いた2死一、二塁のピンチを脱した隅田。2回以降も毎回のように走者を背負いながらも、失点は4回に増田の同点適時二塁打による1点のみ。6回には先頭の牧原大に二塁打を許し、1死三塁とされたが、中村晃、増田を打ち取って窮地を脱した。

 打線は初回、若林の今季初本塁打となる1号ソロで先制。同点とされた4回には1死一塁からマキノンが左翼スタンドへと飛び込む勝ち越し2ランを放って、隅田を援護した。左腕が6回で降板すると、7回からはリリーフ陣がリードを守り抜いて逃げ切り勝ち。隅田は約1年ぶりに勝利投手となり、今季初勝利、プロ通算2勝目を挙げた。試合終了の瞬間に安堵の笑みを浮かべ、チームメートとハイタッチで喜んだ。

(Full-Count編集部)

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