藤浪と一触即発も…元巨人助っ人が“歴史的”快挙 リーグ初の大爆発が「尋常じゃない」

初回に2ランを放ったレンジャーズのアドリス・ガルシア【写真:Getty Images】
初回に2ランを放ったレンジャーズのアドリス・ガルシア【写真:Getty Images】

レンジャーズのガルシアは5打数5安打8打点…HR3発&二塁打2本とオール長打

■レンジャーズ 18ー3 アスレチックス(日本時間23日・アーリントン)

 かつて巨人に所属したレンジャーズのアドリス・ガルシア外野手が驚異的な打棒を披露した。22日(日本時間23日)の本拠地・アスレチックス戦で5打数5安打3本塁打2二塁打8打点の猛爆。1試合3発&2二塁打はア・リーグ史上初で、1試合5本の長打は1901年以降で14人目のことだという。

「4番・右翼」で出場したガルシアは第1打席で、相手先発の藤浪晋太郎から特大の5号2ランを放った。2回に死球を受けた場面では怒りを見せる様子もあり、一触即発の雰囲気となったが、3回には6号2ラン、5回には7号2ラン。その後も手を緩めず2本の二塁打を放ち、18-3の大勝に大きく貢献した。

 MLB公式の「MLBスタッツ」によると、1試合3本塁打&2二塁打はリーグ初。MLB公式のサラ・ラングス記者は「1試合5長打は、1901年以降で14人目」と記した。米スポーツ局「ESPN」の「スタッツ&インフォ」によると、レンジャーズの選手の1試合3発は、ロナルド・グスマンが2018年にヤンキース戦で記録して以来だという。

 球団は公式ツイッターも「アドリス・ガルシアにとって伝説的な夜」「この男は常軌を逸している」と綴ってこの試合の活躍映像を投稿している。一昨年は31本、昨年は27本塁打をマークした30歳。今季はどれだけ積み上げるか。今後の打棒が注目される。

【実際の映像】藤浪からの特大弾が引き金 オール長打…元巨人助っ人が記録ずくめの“5打数5安打”

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