吉田正尚、15年ぶり1イニング2発で大勝貢献　8回だけでV弾＆初満塁弾…6打点大暴れ

1イニング2発は球団では2008年オルティス以来、15年ぶり5度目

■Rソックス 12ー5 ブルワーズ（日本時間24日・ミルウォーキー）

　レッドソックスの吉田正尚外野手が23日（日本時間24日）、敵地で行われたブルワーズ戦に「4番・左翼」で出場し、決勝弾を含む2打席連続アーチを放って4打数2安打をマークした。メジャー最多の6打点と大暴れして、12-5の大勝に貢献。4試合連続安打で打率.231となった。

　吉田は初回の第1打席に先制の右犠飛。その後は空振り三振、一ゴロに倒れていたが、8回だった。第4打席に13試合ぶりとなる2号勝ち越しソロ。打球速度108.9マイル（約175.3キロ）の弾丸アーチで、ベンチでは金色のダンベルを手にマッスルポーズで喜んだ。

　勢いづいた打線はその後も猛攻。2死満塁でこの回2度目となる第5打席が回ってくると、カウント0-2から内角のスライダーを右翼2階席へ運んだ。打球速度105.4マイル（約169.6キロ）、飛距離407フィート（約124.1メートル）。1イニング2発は、2008年8月12日デビッド・オルティス以来、球団15年ぶり5度目の快挙で、この回一挙9得点を呼び込み、勝利に導いた。

（Full-Count編集部）