先頭打者弾のヌートバー、吉田正尚&大谷翔平と“同日HR”に歓喜「素晴らしいこと」
「初球を振ることは好きじゃない」けど…今季2号はプレーボール弾
■カージナルス 7ー3 マリナーズ(日本時間24日・シアトル)
カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手は23日(日本時間24日)、敵地で行われたマリナーズ戦に「1番・中堅」で出場し、“プレーボール弾”を含む5打数3安打1打点をマークした。連敗ストップに貢献し「間違いなく大きな勝利だ。サンフランシスコでもこの勢いが続くといい」と喜んだ。
プレーボール直後の初回の第1打席。右腕・フレクセンの初球、高めに入ったフォーシームをはじき返すと、打球はあっという間に右中間に消えた。5試合ぶりの2号先頭打者弾に「通常、(初回は)投手の球筋を見たいので、初球を振ることは好きじゃない。でもチャンスだと思ったから振った」。スタンドまで達するとは思わなかったそうだが「間を抜けるという感覚だったから走っていた。スタンドに入った瞬間、ジョギング(に切り替えることが)できるのでよかった」と振り返った。
この日は、3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でともに世界一に輝いたレッドソックスの吉田正尚外野手が1イニング2発の離れ業で6打点の活躍を見せた。「さっき試合のハイライトを見た。マサが2本も打ったことはクールだ。ショウヘイも(本塁打を)打ったから、素晴らしいことだ」と“仲間”の活躍も称えた。
自身は今季初の1試合3安打で打率.280に急上昇。今カードではイチロー氏(現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)と対面を果たし、サイン入りのユニホームもゲットした。侍ジャパンの大先輩が守った外野で躍動し「クールなことだった。2試合目はライトでプレーしたけど、シアトルに来て彼が守ったポジションをプレーできたことは特別なことだ」と感慨深げだった。
(Full-Count編集部)