エ軍救世主はアニオタ守護神 鬼滅の刃シャツで球場入り…“大谷オススメ漫画”も熟読
8回途中リリーフで5アウトセーブ「大丈夫だ。オレに任せろ」
■エンゼルス 5ー3 アスレチックス(日本時間26日・アナハイム)
大谷翔平投手が所属するエンゼルスを救うのは“アニオタ守護神”だ。新加入のカルロス・エステベス投手は25日(日本時間26日)、本拠地・アスレチックス戦の8回途中から救援し、“5アウトセーブ”をマーク。チームの勝利だけでなく、17連戦中でお疲れ気味のブルペン陣も救った。「素晴らしい気分だ。チームやブルペンは私のことを必要としていた。『大丈夫だ。オレに任せろ』という姿勢をみんなに見せることができた」と胸を張った。
この日は「鬼滅の刃」のTシャツ(2XL)を着て球場入り。本拠地の個人ロッカーは「ドラゴンボール」の孫悟飯やベジータらのフィギュアが増殖中だ。「アニメはたくさん見ている。ドラゴンボールが大好きなんだ。ワンピースに鬼滅の刃、進撃の巨人、ブラッククローバー。何でも見るよ。ドラえもんやHUNTER×HUNTERも。ドラゴンボールとナルトを見て育ったんだ」。198センチ、125キロの巨漢は目尻を下げて魅力を語る。
ドミニカ共和国出身の30歳。少年時代はスペイン語の音声で見ていたが、現在は日本語音声のスペイン語字幕で見始めたという。大谷からは「スラムダンク」をオススメされた。「ショウヘイに勧められて読んでいるけど、まだ1話目だ。感想は後ほど伝えるよ」と笑顔を浮かべた。日本のアニメで心を満たし、ハードな生活を乗り切っていく。