藤浪晋太郎、初救援に納得「いい登板」 2回3K1失点「感覚的には良かった」
大谷翔平には左前打を浴びる
■エンゼルス 11ー3 アスレチックス(日本時間27日・アナハイム)
アスレチックスの藤浪晋太郎投手は、26日(日本時間27日)の敵地エンゼルス戦で、初の中継ぎとしてマウンドに上がった。6回に登板し2回を投げ被安打2、1四球3奪三振1失点(自責0)だった。試合後には「悪くなかったんじゃないですかね、特に2イニング目はバランスよく投げられましたしいい登板だったかなと思います」と振り返った。
3-8と5点ビハインドの6回に2番手として登板し、エンゼルスの上位打線と対峙した。先頭のウォードはカウント3-2から直球で右飛。トラウトには四球を与え、1死一塁で大谷との対戦を迎えた。3球目の99マイル(約159.3キロ)の直球を左前に運ばれると、左翼・ルッカーが後逸する間にトラウトが激走して生還。レンドンは左直、レンフローは三ゴロに打ち取った。
7回もマウンドに上がり、ドルーリーはスイーパー、ウルシェラは直球で空振り三振に仕留めた。サイスにはカーブを二塁打とされたが、ネトからスプリットで見逃し三振を奪った。
6回に20球、7回は14球で計34球を投じ、そのうちストライクは20球だった。「もうちょっと安定してくれば良かったんですけど、ボールでも大体のところ(コース)には行っているので、数字以上に感触的には良かったかなと思います」と手応えを語った。投球を終え、ベンチでは笑顔を見せる場面もあった。
最速は99.9マイル(約160.8キロ)をマークした。「ある程度ストレートでファウルとったりとか押し込めてはいるので、そのあたりは今日に関しては評価したいですし、これだけじゃいけないでしょうけど、1ついい収穫のあった登板だったかなと思います」と頷いた。
(Full-Count編集部)