大谷出場試合が大荒れに 敵将&敵軍主砲が連続退場…ピッチクロックの判定巡り大激怒
大谷は「3番・指名打者」で先発出場
■ブルワーズ ー エンゼルス(日本時間30日・ミルウォーキー)
エンゼルス・大谷翔平投手の出場試合が大荒れだ。ブルワーズのクレイグ・カウンセル監督、ウィリー・アダメス内野手が29日(日本時間30日)、本拠地・エンゼルス戦の6回にピッチクロックの判定を巡って、相次いで退場となった。
大勝ムードが一転した。6点リードの6回2死、アダメスはタイムが認められずにストライク判定に。さらにピッチクロックの残り8秒以内に構えなかったとして、もう1球ストライクを取られた。この判定にカウンセル監督が憤慨。ベンチを飛び出して猛抗議したところで退場処分を言い渡された。
さら1ボール2ストライクから空振り三振に倒れたアダメスが球審に詰め寄った。ここで退場が言い渡された。アダメスは納得に行かずに、しばらくベンチに下がることなく、猛抗議を続けた。
ブルワーズ放送局「バリースポーツ・ウィスコンシン」は「(アダメスは)タイムアウトを取らせてもらえなかった、または投手が早くセットしすぎという事が事の発端になったようだ」と伝えた。アメリカンファミリーフィールドは土曜日のナイターで多くのファンが詰めかけたが、大ブーイング。地元ファンは相次ぐ退場に納得がいってないようだった。