ヌートバーの忘れられぬ日本の熱狂ぶり「ファンは情熱的」「東京Dで5万人が応援歌」
WBC世界一から1か月超「メディアの注目度はクレイジーだ」
カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手は2日(日本時間3日)、本拠地・エンゼルス戦前に報道陣の取材に応じ、野球日本代表「侍ジャパン」の一員として参加した3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を振り返った。「メディアの注目度はクレイジーだ。ファンは情熱的で本気だ」と日本の熱狂ぶりを語った。
侍ジャパンの攻撃中には各選手の応援歌が響き、大歓声が送られる。初めて日本でプレーした男には特別な時間となったようだ。「(決勝戦で)最後の1球の視聴率が97%みたいなことを聞いた。東京ドームでは5万人が一斉に応援歌を歌って、ファンがバスを追っかけたり、出待ちをしていた。ファンの方々がどれくらいWBCに対して本気なのか伝わってくる」と振り返った。
WBC期間中はカージナルスで行っていたペッパーミル・パフォーマンスが侍ジャパンに浸透した。「こちらからお願いした訳ではない。新しい環境だったので、彼に『パフォーマンスは何をやるんだ?』と聞いたんだ。そしたら『エンゼルスでは特にやっていない。従うよ』と言ったんだ。彼はおおらかな性格だ。ヒットを打ったらペッパーミル・パフォーマンスをやって、みんなが彼に続いたんだ」。“ペッパーミルTシャツ”も持っているという。異国でのプレーは間違いなくいい思い出となっているようだ。
(Full-Count編集部)