ベルトレが通算3090安打 イチロー抜き米国出身以外&現役選手単独トップに
歴代単独21位に浮上、4回にドジャース前田から右中間二塁打
レンジャーズのエイドリアン・ベルトレ内野手が13日(日本時間14日)の敵地ドジャース戦に「4番・三塁」で出場。4回に先発・前田から右中間への二塁打を放ち、メジャー通算3090安打とした。マリナーズの会長付き特別補佐に就任したイチロー外野手を抜き、歴代単独21位に浮上。米国出身以外の選手でトップに立った。
ベルトレは4回、1死走者なしで前田のスライダーを右中間に運んだ。これが今季42安打目。並んでいたイチローを抜いた。イチローは今季は試合に出場しないものの、来季以降の“復帰”を目指しており、現役選手としてもベルトレがトップに立ったことになる。
ドミニカ共和国出身の強打者は4月に39歳となった。今季は故障者リスト(DL)入りもあったが、前日まで38試合出場で打率.311、2本塁打、17打点をマーク。主軸としてレンジャーズ打線を牽引している。
なお、米国出身者以外で3000安打を達成してるのは6人。ベルトレとイチロー以外は、3000安打のロベルト・クレメンテ(プエルトリコ)、3020安打のラファエル・パルメイロ(キューバ)、3031安打で現役のアルバート・プホルス(エンゼルス、ドミニカ共和国)、3053安打のロッド・カルー(パナマ)となっている。