鈴木誠也、111打席ぶり2号に安堵「一生打てないんじゃないかと」 角度20度の“超低空弾”

第3打席で2号ソロを放ったカブス・鈴木誠也【写真:Getty Images】
第3打席で2号ソロを放ったカブス・鈴木誠也【写真:Getty Images】

チームは大敗で「もっと大事な場面でしっかり打ってるように」

■ツインズ 16ー3 カブス(日本時間15日・ミネソタ)

 カブスの鈴木誠也外野手は14日(日本時間15日)、敵地で行われたツインズ戦で27試合ぶりとなる2号ソロを放った。実に111打席ぶりとなるアーチに、試合後は「(球の)見え方も凄くよかったですし、打席で自分のスイングも出せていた。その中でもなかなか(本塁打が)出ていなかったので、もう一生打てないんじゃないかと思ったんですけど、何とかよかったです」と安堵した。

 1-8で迎えた7回の第3打席だった。内角高めのカットボールを捉え、弾丸ライナーで左翼席へ突き刺した。打球速度108.8マイル(約175.1キロ)、飛距離366フィ―ト(約111.6メートル)、角度20度の“超低空弾”だった。前シリーズから始動を早くする新しい打撃に取り組み「打席打席によってあれですけど、数多くそういう(内容のいい)打席が送れているので、結果はあまり出ていないですけど感覚的にはそんなに悪くないのかなと思います」と手応えを得ている。

 またこの日は「母の日」仕様のピンク色のバットで結果を出し「ここまで打ててなかったというのもありますし、母の日に打てるのは何かあるのかなと思うので、感謝の意味も込めて本当に今日はよかったなと思います」と喜んだ。

 それでも4打席に立ってこの1安打のみ。チームは3-16で大敗を喫したとあって「結果4の1なので、チームも負けていますし、やっぱり勝ってこその本塁打だったら意味があると思う。もっと大事な場面でしっかり打てるように、しっかりやっていきたい」と表情を引き締めた。

(Full-Count編集部)

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