日ハム栗山監督、清宮2発に「分かっている」と驚かず 「今見ているのは…」
イースタンで12号&13号も…「もちろん守備力もアップさせなきゃいけない」
日本ハムの栗山英樹監督が14日、本拠地での阪神戦前に清宮幸太郎内野手について言及。この日、イースタン・リーグの楽天戦(森林どり泉)で2戦連発となる12号&13号本塁打を放ったルーキについて「甘い所を打つのはわかっている」と驚かなかった。
清宮は2軍降格後に11試合で9本とアーチを量産しているが、指揮官が1軍昇格の目安にするのは本塁打の数ではない。「今見ているのは、打ち取られ方が変わっているかどうか。(1軍で)打って感じてほしいと上げて、やられ方に学びがあったと思う。それがクリアされているなら、前に進ませる」と語った。
打席内容にこだわるだけではなく、今は守備と体力強化の時間とも位置付けているようだ。「もちろん守備力もアップさせなきゃいけないし、しっかり走り込まなきゃいけない。自分の体重をスピードを持って動かすという一番シンプルなことが完全にできないと、いろんな練習量もたくさんできないので」と話した。
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)