前田健太、復帰登板で5回2失点 監督も安堵「本当に良かった」3度繰り返す
勝敗つかずもチームはサヨナラ勝利、5回降板は「試合前に決められていたようなもの」
13日(日本時間14日)の本拠地レンジャーズ戦で復帰し、5回5安打2失点と好投したドジャースの前田健太投手。2点リードの4回に同点に追いつかれ、勝敗はつかなかったものの、チームは3-2で延長11回サヨナラ勝利。3連勝で地区首位ダイヤモンドバックスに2ゲーム差に迫った。試合後、デイブ・ロバーツ監督は「ケンタは本当に良かった」と称賛している。
2点リードの4回に3連打で2点を失い、同点とされた前田。しかし、右股関節の張りから復帰し、上々の投球。復帰初戦ということで76球(ストライクは47球)でマウンドを降りたもの、チームの勝利に貢献するピッチングだった。
ロバーツ監督は「ケンタは本当に良かった。ケンタは本当に良かったよ」と同じフレーズを繰り返して絶賛。4回にプロファーのタイムリーでベルトレが生還した場面は微妙なタイミングで、指揮官もチャレンジを要求したが、判定どおりセーフに。これについては「あのリプレイでは覆すことができなかった」と残念そうに振り返った。
その後、「彼は本当に良かった」と、この日3度目の「本当に良かった」を口にしたロバーツ監督。5回76球での降板は「試合前に決められていたようなものだ」と説明し、「十分だと思う」とも話した。前田が上々の再スタートを切った。
(Full-Count編集部)