3Aで大爆発…エ軍24歳は「よくなり続けている」 ネビン監督は今季中の昇格示唆
エンゼルス傘下3Aでプレーしているジョー・アデル
エンゼルス傘下3Aでプレーしているジョー・アデル外野手を、エンゼルスのフィル・ネビン監督は高く評価しているようだ。アデルは13日(日本時間14日)の試合終了時点で3Aパシフィックコーストリーグでトップの13本塁打を放ち、打率.289、OPS1.038と好成績を残している。
13日(同14日)のガーディアンズ戦前にはネビン監督が、下部組織で爪を研ぐアデルについて言及。「すばらしいよ。見事だ。マイナーに降格してからも努力を続けている。数字が突出しているね。3Aとはいえ、ヒットが出ていることに変わりはない。降格して態度が悪くなり苦戦する選手は大勢いる。彼はそんなことはまったくない」と語った。
高い身体能力を評価されながらも、メジャーでは2020年のデビュー以来3年間で打率.215、15本塁打と苦戦し、今季はマイナーで開幕を迎えた。ネビン監督は「彼はよくなり続けている。今季どこかの段階で彼を(メジャーで)見ることになるのは確実だ。(今降格していることについて)これが野球の仕組みだ。彼はここ(メジャー)でいい仕事をするだろう。戻る準備はできている」と、今季中のメジャー復帰も示唆した。
ただ、現実的には昇格しても出場機会に恵まれないかもしれない。外野はトラウト、ウォード、レンフローらでレギュラーが固定できており、DHには大谷がいる。控えのフィリップスもマイナーオプションが切れており、12日(同13日)にはモニアックを昇格させた。今季中に、メジャーでプレーするアデルを見ることはできるのだろうか。
(Full-Count編集部)