日本ハム打線爆発で3連勝! 栗山監督200犠打の中島に最敬礼「本当に感謝」
勝ち越し打の大田には「信じていました」
■日本ハム 11-4 ヤクルト(15日・札幌ドーム)
日本ハムは15日、本拠地で交流戦首位のヤクルトを11-4で下し、3連勝を飾った。
好調な打線がこの日も爆発。1点リードの2回に中島卓也内野手が満塁走者一掃の右翼線三塁打を放って主導権を握る。5回に同点に追いつかれた後も、7回に大田泰示外野手の中前打で勝ち越し、8回には中田翔内野手の2戦連発となる16号ソロを皮切りに打者11人で6点を奪った。
大田の決勝打について栗山英樹監督は「泰示の状態がすごく上がってきているので信じていました」とうなずいた。その決勝打をお膳立てしたのは無死一塁で犠打を決めた中島だ。通算200犠打を達成した中島に指揮官は「派手な記録ではないけれど、タクを象徴する、チームに尽くす、素晴らしい記録。簡単に200犠打と言うけど、どれだけ大変なことか理解しているつもりなので、本当に感謝しています」とねぎらった。
試合前に好調のヤクルト打線について「データを見れば見るほど強い。数字を見なければ良かった」と冗談交じりに警戒していたが、見事に打ち勝った。3連勝にも手綱は緩めず、最後は「今日までのことはもう関係ないので、明日しっかりやります」と気持ちを切り替えていた。