35歳の衰えぬ167キロが「マジかよ」 “人類最速左腕”の剛球は「むちゃくちゃ速い」
35歳の衰えない直球「公平ではない」
■ロイヤルズ 5ー4 パドレス(日本時間17日・サンディエゴ)
ロイヤルズのアロルディス・チャップマン投手が16日(日本時間17日)、敵地でのパドレス戦に2番手として登板。1四球を与えながらも2三振を奪うなど無失点に抑え、ホールドを記録した。今季の自身最速となる103.8マイル(約167.1キロ)も記録し、「マジかよ」「公平ではない」「いつまでバリバリ投げるんだ」と35歳の衰えない直球に、驚く声が上がっている。
1点リードの7回に登板すると、2死からクロネンワースをど真ん中への剛速球で見逃し三振に仕留めた。103.8マイル(約167.1キロ)の直球に打者も手が出ず、チャップマンも余韻に酔いしれるかのように仁王立ちを見せた。
ピッチング・ニンジャの愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏や米スポーツ局「FOXスポーツ」が167キロの動画を公開すると、ファンは驚愕。「むちゃくちゃ速い」「仁王立ちかっこいい」「35歳でそこまで速い球投げるとは」「この男はロイヤルズで投げている。なんて無駄使いだ」などとコメントがついた。2010年のレッズ時代に、105.8マイル(約170.3キロ)の剛速球を投げ“人類最速左腕”と呼ばれたチャップマンは、17日(同18日)の同戦にも登板し、3四球を与えながらも2奪三振で無失点に抑えた。防御率は3.24、奪三振率は14.58を記録している。