大谷翔平の“異次元”快足に敵軍監督も脱帽 一塁到達4.22秒の衝撃「素晴らしい走者」
強烈な当たりに一塁手がダイビング、トスしようとするも大谷の足が勝った
■エンゼルス 6ー5 オリオールズ(日本時間19日・ボルティモア)
エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、敵地で行われたオリオールズ戦で5打数2安打2打点で連敗ストップに貢献した。8回には激走で内野安打をもぎ取り、決勝点をたたき出した。オリオールズのブランドン・ハイド監督もこの快足ぶりを称えるしかなかった。
米メリーランド州地元メディア「ボルティモア・バナー」は、ハイド監督が大谷について「(本塁~一塁間を)3秒いくつで走っていると思う。(ボールが渡っていても)どの道セーフだったと思う。コーロンブはオオタニ相手にいい投球をしたが……彼は素晴らしい走者だ。我々は1点を追うことになった」とコメントしたことを報じた。MLB公式のジョー・トレザ記者によれば、実際は秒速28.7フィート(約8.75メートル)、4.22秒で一塁を駆け抜けていた。
大谷は同点の8回2死満塁から、一、二塁間へ強烈な当たりを放った。一塁手のライアン・マウントキャッスルはダイビングで掴み、ベースカバーに入る投手にトスしようとしたものの、大谷はすでに超速で一塁ベースを駆け抜けていた。初回には先制の10号ソロを放ったが、足でも敵地を騒然とさせた。