「アメリカと普通にぶつかり合えた」 退任の侍・栗山監督が語る日本野球の“進化”

退任会見に臨んだ侍ジャパン・栗山英樹監督【写真:荒川祐史】
退任会見に臨んだ侍ジャパン・栗山英樹監督【写真:荒川祐史】

キメの細かさにパワーも向上「さらに進歩し始めている」

 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表「侍ジャパン」を3大会ぶりの世界一に導いた栗山英樹監督が2日、都内ホテルで退任会見を開いた。5月31日に任期が満了していた。

 栗山氏は、世界一を奪還した「日本野球の素晴らしさ」について問われると「今回戦いながら思っていたのは、先輩方が作ってくれたキメの細かい、きちっとやることは世界に誇れると思っていました」と、細かな技術の高さを称賛。

 その上で、今大会での進化として「アメリカと、本塁打を含めて普通にぶつかり合えた。これは子どもたちに見てもらって、日本の誇れるものと思ってくれたのではと思っています」とパワー面の向上を指摘した。

 後任監督に望むことはないと言うが「選手たちが全てのリスクを背負いながら集まってくれるので、全ての人たちが日本野球のために集結するはずなので……。そこだけは信じています」「さらに日本野球は進歩し始めている」と、さらなる強化を期待していた。

(Full-Count編集部)

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