大谷翔平の“ボール球”を「何で振っちゃうのか分かる」 衝撃切れ味が「おかしい」
シンカーとスイーパーは途中までほぼ同じ軌道を描く
■エンゼルス 4ー2 ツインズ(日本時間22日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、ツインズ戦に先発して6回2安打1失点の好投も勝ち負けはつかなかった。途中までほぼ同じ軌道を描くスイーパーとシンカーに打者も苦戦。ボール球なのに振ってしまう理由が浮き彫りとなり、ファンを「このシンカーとスライダーの投げ分けは打てない」「素晴らしい。(途中までは)見た目は全く同じに見える」と驚かせている。
「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が「なぜゾーンから大きく外れたスイーパーを振ってしまうのか」として、95マイル(約152.9キロ)で17インチ(約43.2センチ)変化したシンカーと、3マイル(約133.6キロ)で17インチ(約43.2センチ)変化したスイーパーを重ね合わせた動画を公開した。
外角低めに大きく外れるスイーパーを振ってしまうのも無理はないほど、途中まで同じ軌道だ。これを見たファンからは「エグい」「魔術だ」「曲がり方おかしいやろ」「なんで振るの!? という素人への優しい動画」「投げていて面白いだろーなー」「なんで完全にボール球振っちゃうのか……分かる気がするw」と感嘆の声を上げた。