楽天、平石監督代行の初陣は快勝 梨田前監督の電撃辞任から一夜明け好発進
美馬は7回無失点の快投で今季初勝利、アマダーが3打点、藤田&銀次が2打点
■楽天 8-0 阪神(17日・楽天生命パーク)
楽天は17日、本拠地での阪神戦に8-0で快勝した。前日に梨田昌孝前監督が電撃辞任。チームには激震が走ったが、この日から指揮をとった平石洋介監督代行が初陣で初白星。先発の美馬が7回3安打無失点の快投を見せると、打線も3本塁打を含む12安打8得点と力強く援護した。
楽天は2回、先頭・今江がセンター前ヒットで出塁すると、銀次がライトへ2ラン。幸先よく先制する。さらに、4回はアマダー、藤田が連続本塁打。5回には2死満塁の好機でアマダーが2点タイムリーを放つと、藤田のタイムリーに相手の失策も絡んでさらに2点を追加した。
美馬は初回、2死一、三塁のピンチを招くも中谷を遊飛。2回も2死二塁とされたが、植田を三ゴロに仕留めた。3回は2死から四球を出すも無失点。4回はこの試合初めて3者凡退に抑えた。
5回は1死一、二塁のピンチも後続を断って無失点。6回は3者凡退、7回は2死二塁で糸原を遊ゴロに仕留め、この回限りでマウンドを降りた。
8回は青山、9回は福山が抑えて快勝。連敗は「2」でストップ。平石監督代行のもとで好スタートを切った。