元日ハム・バースが経営学の学位取得 NPB時代も勉強「ついに大学を卒業!」
バース、16年日本一貢献の裏でオンライン講座受ける「時差大変だった」
元日本ハムで現在カブスに所属するアンソニー・バース投手が今年5月に経営学の学位を取得したとMLB公式サイトが伝えた。
30歳の右腕は2016年に日本ハムに加入。チームの日本一に大きく貢献した。1シーズンのみで退団し、昨季はレンジャーズとマイナー契約。そして今季はカブスとマイナー契約を結び、先日メジャー昇格を果たした。
今季はここまで3試合に救援登板し、0勝0敗、防御率3.00。そんな右腕はこのほどウェイン州立大で経営学学位を取得し、10年越しで大学を卒業したという。
MLB公式サイトによると、バースが2008年にパドレスからドラフト指名を受けた際にウェイン州立大に通っており、以降、大学を卒業していなかったという。バースは記事の中で「学位を取得することは、ずっと達成したかったこと。一度始めたことだし、自分の時間、そしてもちろんお金もたくさん費やした。心の奥でずっと卒業したいと思っていた。2016年に海外に行き、そこではここよりも多くの時間があったから、また授業を受け始めたんだ」と語っている。
記事によると、バースは日本ハム時代にオンラインの講座を受けていたようだ。バースは「時差は大変だったよ」と振り返っているという。また、「引退したら、指導者になりたいという思いもある。大学レベルで指導するためには、少なくとも学士号が必要だ。大学レベルで指導したいということが、学位を取得するモチベーションだったんだ」とも語っている。
両親も卒業を喜んでいるというバースは自身のツイッターでも報告。「長い時間かかりましたが、ついにウェイン州立大学で学位を取得しました。サポートしてくださった皆様に感謝します。ついに大学を卒業しました!」と綴っている。