24億円右腕の歯止めきかぬ“転落” 衝撃の9連敗、防御率7.30…不名誉な数字の数々

ナショナルズ戦に先発したロイヤルズのジョーダン・ライルズ【写真:ロイター】
ナショナルズ戦に先発したロイヤルズのジョーダン・ライルズ【写真:ロイター】

ジョーダン・ライルズは2年約24億円でロイヤルズと契約も0勝9敗、防御率7.30

 ロイヤルズの右腕ジョーダン・ライルズ投手の大不振が続いている。26日(日本時間27日)の本拠地・ナショナルズ戦に先発も、6回途中(5回0/3)を6安打2被弾5失点で黒星。今季は勝ち星なしの9連敗となった。

 昨オフにオリオールズからFAとなり、2年総額1700万ドル(約23億9000万円)でロイヤルズと契約した32歳右腕が苦境に陥っている。ここまで11登板で0勝9敗、防御率7.30。16被弾、9敗は球界ワースト。防御率も規定投球回に到達している投手の中では、最悪の数字だ。

 この試合では5回まで1失点も6回に打ち込まれて1死も取れずにマウンドを降りた。ロイヤルズの地元放送局「バリースポーツ・カンザスシティ」によると、マット・クアトラロ監督は6回の急変ぶりについて「単に余力が残っていなかったということか」と問われると、「そうは思わない。彼らがいいスイングをしただけだと思う」と述べている。

 メジャー通算66勝、昨年はオリオールズで12勝を挙げた実績がある右腕。ここから挽回できるのか。今後の投球が注目される。

(Full-Count編集部)

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