退任の侍・栗山監督に佐々木朗希が感謝「気遣って声かけていただいたこと忘れません」
WBC投手コーチのロッテ吉井監督は「一生の思い出ですし、最高の財産」
3月の第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、3大会ぶりの優勝を成し遂げた日本代表「侍ジャパン」トップチームの栗山英樹監督が2日、都内のホテルで退任会見を開いた。5月31日付けで契約が満了した。同大会で世界一に貢献したロッテの佐々木朗希投手が感謝の思いを述べた。
佐々木朗は球団を通じて「侍ジャパンで今回、世界一という最高の経験をさせていただけたのはすべて栗山さんが自分を選んでくれて、色々な試合で起用していただいたからだと思っています。選んでいただいたことに感謝をしていますし、いつも温かく見守っていただき、色々と自分に気遣って声をかけていただいたことを忘れません。本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。栗山さんの下で世界一になれて本当によかったです」とコメントした。
準決勝のメキシコ戦では先発を任されるなど、WBCでは2試合に先発。最速165キロをマークするなど若き右腕は世界の注目を集めた。
また、投手コーチとして栗山監督を支えたロッテの吉井理人監督は「私も今年からマリーンズの監督をさせていただくようになって、監督の難しさを実感をしています。栗山さんには『お疲れ様でした』とお伝えしたいです。投手コーチとして声をかけていただき、世界一を一緒に経験させていただいたことは私にとって一生の思い出ですし、最高の財産だと思っています。今は感謝の気持ちで一杯です。お疲れ様でした」とした。
(Full-Count編集部)