エ軍24歳アデルが今季初昇格で即特大弾 打球速度188キロ&飛距離137mに外野は動けず
アデルが今季初打席で1号ソロ、今季チーム最速弾に大谷翔平も笑顔
■エンゼルス ー カブス(日本時間9日・アナハイム)
エンゼルスのジョー・アデル外野手は8日(日本時間9日)、本拠地で行われたカブス戦で今季1号ソロを放った。飛距離451フィート(約137.5メートル)、打球速度117.2マイル(約188.6キロ)の凄まじい打球に外野は一歩も動けなかった。
「6番・右翼」で今季初出場を果たすと、2回先頭でカブス先発のスマイリーが投じた高めへのシンカーを捉えた。フルスイングした打球は一瞬にして左翼席の中段に到達し、ベンチの大谷翔平投手も笑顔を見せた。MLB公式のサラ・ラングス記者によると、打球速度117.2マイルはエンゼルスの今季最速弾だという。
24歳のアデルは、昨年はメジャー88試合に出場。打率.224、8本塁打にとどまり、守備や走塁面でのミスが目立ち、レギュラー定着とはならなかった。しかし、開幕前にマイナー落ちした今季は、傘下3Aソルトレイクで55試合に出場、打率.277、18本塁打43打点と好成績を収め、7日(同8日)に今季初昇格していた。