エ軍レンドンの復帰は「流動的だ」 野戦病院も…指揮官が目論む最短登録と危機回避術

試合前の取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督【写真:川村虎大】
試合前の取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督【写真:川村虎大】

右翼レンフローの一塁コンバートは否定的「まだ練習をする必要がある」

 エンゼルスのアンソニー・レンドン内野手が19日(日本時間20日)から左手首の打撲で10日間の負傷者リストに入っている。主力打者の復帰はいつになるのか。フィル・ネビン監督は21日(同22日)の本拠地・ドジャース戦前に取材に応じ、「流動的な状況だ。長期離脱しないといい」と語った。

 ナ・リーグ最多22本塁打を放っているメッツのピート・アロンソは7日(同8日)の敵地・ブレーブス戦で左手首に死球を受けて途中交代。左手首の打撲でIL入り。当初は3、4週間かかる見込みだったが、18日(同19日)の本拠地・カージナルス戦でスピード復帰した。

 今季中の復帰が絶望的となったジオ・ウルシェラ、ザック・ネトら内野手に負傷者が続出。ネビン監督はレンドンの最短復帰を願っている。「アロンソは同じ場所に死球を受けて、6日目、7日目に痛みが増したようだが、10日目になって状態が良くなって再登録された。アンソニー(レンドン)もそうなってくれることを願う」と期待を込めた。

 一方で、ミッキー・モニアックの台頭で外野手は激戦区となっている。ネビン監督は主に右翼を守るハンター・レンフローの一塁コンバートには否定的。「まだ一塁の練習をする必要がある。でも、選択肢は多い方はいい。ウォルシュがいい打撃をして一塁を守ることがチームにとって一番いい。チームで一番守備力がある」と語った。なんとか急場をしのいでいく考えだ。

(Full-Count編集部)

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