全く回転しない「ビューティフルピッチ」 驚異のナックルボールは「最高!」
Rソックス右腕ライトのナックルボール、MLB公式がまたスロー映像で紹介
レッドソックスのナックルボーラー、スティーブン・ライト投手は22日(日本時間23日)のマリナーズ戦で4回途中10安打10失点と大炎上。チームは14-10で乱打戦を制したものの、ライトの防御率は1.23から3.38へと悪化してしまった。ただ、この試合でも「えげつない」ナックルボールを投げ込んでおり、MLB公式ツイッターが投稿した全く回転しないボールの動画には「ビューティフルピッチ」などと称賛の声が上がっている。
ライトはこの試合、初回にクルーズ、ヒーリーに本塁打を浴びて4失点。味方打線がその裏に5点を奪って逆転したものの、2回にもクルーズのタイムリーなどで2点を失った。そして、4回には再びクルーズに一発を浴びて計10失点。3回1/3で降板となった。
しかし、MLB公式ツイッターは苦しい登板の中で投じられた驚異の1球をスロー動画で紹介。1回無死走者なしでハニガーに対して1ボール2ストライクから投じた75.6マイル(約121.7キロ)のナックルは、回転することなく、不規則な変化をしながら内角へ。ハニガーのバットは空を切り、空振り三振となった。
MLB公式ツイッターは今年、ライトが登板する度にナックルボールの動画を投稿しており、この日も「週間、えげつないナックルボールの時間だ」との文言を添えたが、フォロワーはその軌道に驚きを隠せなかった。
「最高だ!」
「えげつない」
「ナイス」
「なんてこった!!」
「ビューティフルピッチ」
「素晴らしいね」
「彼は球界最高のナックルボールなのか?」
この日は珍しく打ち込まれたものの、今季は好投を続けているライト。驚異的なナックルボールのファンも増えているようだ。