突然すぎるエ軍への移籍… 490億円男の心境、試合真っ最中に聞かされた同僚との別れ
エスコバーがエンゼルス入り、試合中にリンドーアがインタビューに応じる
大谷翔平投手の所属するエンゼルスは23日(日本時間24日)、マイナーリーガーの右腕ランドン・マルソーとコールマン・クロウとの交換トレードで、メッツから内野手のエドゥアルド・エスコバーと金銭を獲得したと発表した。米野球メディア「トーキン・ベースボール」は、トレード成立直後に同僚に対して行われたインタビューを公開した。
敵地で行われたフィリーズ戦の3回の守備中、マイクをつけていたフランシスコ・リンドーア内野手は、トレードとなった通算162発のエスコバーについて「とてもいい選手だった。チームメートとしては屈指の存在だった。信じられないほど素晴らしい選手」と絶賛した。
トレードはダグアウトで知ったそうで、米メディア「ベットMGM」のSNSコンテンツクリエーターのディラン・ホーニック氏によれば、テレビ中継で質問に答えたのは発表からわずか35秒後のことだったという。10年総額3億4100万ドル(約490億円)という巨額契約のもとでプレーするスーパースターのリンドーアにとっても、突然の“退団”に寂しさを隠さなかった。
「いなくなってみんな寂しい。どのチームに行ったのか分からないが、どこへ行っても(出場の)機会を得て、そのチームの勝利に貢献できるよう願うよ。それぞれのチームの文化に馴染めるタイプ。いなくなって、とても寂しくなるよ。彼には助けられたし、本拠地のシティフィールドではロッカーメートだった。僕がつらい内容の試合だった後は傍にいてくれた。間違いなく寂しくなる」と別れを惜しんだ。
(Full-Count編集部)