エ軍へのトレード通告に162発男「今朝飛んできた」 突然すぎる“電撃移籍”に本音
電撃トレードのエスコバー「ここに来れて嬉しい」
大谷翔平投手の所属するエンゼルスに、メッツから交換トレードで新加入したエドゥアルド・エスコバー内野手が24日(日本時間25日)、チームに合流した。敵地で行われるロッキーズ戦を前に「ここに来れて嬉しい。昨日試合中、初回か2回くらいにトレードの知らせを受けた。今朝ここに飛んできた」と慌ただしい様子だった。
エンゼルスは23日(同24日)、マイナーリーガーの右腕ランドン・マルソーとコールマン・クロウとの交換トレードで、エスコバーと金銭を獲得。エスコバーはトレード前の時点で、今季40試合に出場して打率.236、4本塁打、16打点。昨季は136試合の出場で20発をマークするなど通算162発をマークしている。アンソニー・レンドンとジオ・ウルシェラが負傷者リスト(IL)入りと故障者が続出している内野の穴を埋める存在として期待されている。
突然の一報に驚くばかりだった。エスコバーはメッツのバック・ショーウォルター監督から試合中に「エスキー、トレードだ」と通達された。「試合中だったから、ビックリした。そのあと、別れの挨拶をした。メッツのチームメートは素晴らしかったから、少し寂しかった」。気持ちを切り替えて、飛行機に乗った。
エンゼルスのフィル・ネビン監督は「エスキー(エスコバー)はいいことしか聞かされていない。多くの人から彼の人格は(球界)トップ5だと聞かされている」と新戦力に期待する。エスコバーはチーム合流後「ここに来れて嬉しい。全力プレーをしたい。しっかりと準備をして、チームの勝利に貢献したい。団結したい」と気を引き締めた。
エスコバーは新天地のファンに“約束”を誓った。「私の母はいつも楽しむことを教えてくれた。愛することを仕事にするという機会を神が与えてくれた。全力プレーすることを全員に誓う。まだ少し緊張しているけど、与えられた役割を果たして、チームの勝利に貢献したい」。心強い戦力が揃った。
(Full-Count編集部)