因縁対決で「私情が入った判定だった」 投げる前に失点…“ブチギレ退場”に擁護の声
スタネックは2-2の8回2死二、三塁からボークで決勝点を献上した
アストロズのライン・スタネック投手の“ブチ切れ退場”に、擁護の声が上がっている。24日(日本時間25日)のドジャース戦でまさかのボーク判定で決勝点を許し、イニング後に激高。ファンは「スタネックが塁審にブチ切れたのは当然のこと」「バレンタイン塁審は今すぐクビにすべきだ。私情が入った判定だったことは、彼の表情を見れば明らかだ」と意見を述べている。
7-7の8回2死二、三塁。スタネックはプレートを外した瞬間にボークの判定を受け、三塁走者が生還した。すぐに両手を上げて“WHY”ポーズを見せながら、判定を下した二塁塁審に詰め寄り感情爆発。最後は三振も、イニングが終わっても怒りは収まらず、塁審を怒鳴りつけながらベンチに戻り退場処分となった。
米放送局「FOXスポーツ」でアナリストを務めるベン・バーランダー氏は「これは明らかにボークではなかった。でもボークが宣告され、勝ち越し点が入った。スタネックがメジャーでボークを取られたのは初めてだった」とかばった。同局が映像を公開すると「こういう判定が試合結果を左右するのは悲しいことだ」「スタネックは激高していた」「この8回は今までで屈指の“野球劇場”だった」といった声が上がった。