大谷翔平の兜で大反響…嬉しい悲鳴「年内まで埋まっています」 寄贈した甲冑お披露目
「Japanese Heritage Day」に合わせて寄贈
大谷翔平投手の所属するエンゼルスは26日(日本時間27日)、本拠地エンゼル・スタジアムで球団オリジナルの甲冑をお披露目した。27日(同28日)の日本文化、伝統を伝える「Japanese Heritage Day」に合わせて、ホームラン・セレブレーションの兜を製作している「甲冑工房丸武」が寄贈した。
甲冑は球場2階にある大谷のボブルヘッド横に置かれている。胴の部分に、エンゼルスのロゴが書かれているオリジナル仕様だ。通常は2~3か月かかるところを約1か月で制作したという。エンゼルスは今年4月から本塁打を打った際に兜を被るパフォーマンスを行っている。4月9日(同10日)の本拠地・ブルージェイズ戦で大谷が初めて兜を被ると、日本で大反響となった。
「甲冑工房丸武」の販売代理店を務める株式会社KNOCKの取締役兼統括プロデューサーの小川佑馬さんは「国内でもものすごい反響がありました。その中で、兜だけでなく、エンゼルスさまのオリジナルの甲冑を製作して寄贈させていただけないかと思って今回オファーさせていただきました」と明かす。
2020年から流行した新型コロナウイルスの影響もあり、兜の販売が激減していたが、エンゼルスが使用すると今年は売れ行きが好調。「かなり反響をいただいて年内まで埋まっているという状況です」「お問い合わせはより多く受けています」と感謝する。甲冑は2023年シーズン中は本拠地に飾られる予定だ。