167キロが直撃も…不死身の右腕に衝撃 エビ反りジャンプも無表情「鋼でできている」
約167キロのライナーが右肘直撃も…続投して1回を無失点
■パイレーツ 9ー7 ドジャース(日本時間5日・ロサンゼルス)
ドジャースの右腕、フィル・ビックフォード投手が4日(日本時間5日)のパイレーツ戦で災難に遭った。時速104マイル(約167.4キロ)の高速ライナーが利き腕の右肘を直撃。右腕はその衝撃で飛び上がってた。しかし、大事には至らずに続投。ファンは「彼の肘は鋼でできている」「すごいタフだな」「間違いなく人生で最も苦しんだ瞬間だろう」と声を上げた。
8回1死。パイレーツのレイノルズが放った高速ライナーがビックフォードを襲った。打球を受けた右腕はエビ反りになって飛び上がった(結果は遊ゴロ)。しかし、直後に立ち上がり何事もなかったようなふるまい。続投し、続く打者を抑えて1イニングを3人で退けた。
打球が直撃した時の衝撃的なリアクションとその後の落ち着き払った様子のギャップに、ファンも驚いたようだ。米メディア「トーキン・ベースボール」が公式ツイッターに動画を投稿すると、「アドレナリンって素晴らしいもの」「彼はすごく面白い」「明日はとんでもなく痛むぞ」「明日あざを見たらとても大きいだろう」とコメントが並んだ。